デス・オーバチュア
第260話「星をも斬る剣」



恐竜化した皇牙には人型だった時ほどの理性は残ってはいない。
だが、本能が自分を汚し傷つけた者……殺さなければいけない『敵』を覚えていた。
「グルルガアアアアアアアアアアアアアッ!」
それは敵を見つけた歓喜の咆吼だろうか。
漆黒の恐竜は、地上に寝転がっているガイ(ちっぽけな存在)を、爛々と輝く赤眼で睨みつけた。
「竜化か……そう言う切り札は俺が元気なうちに見せて欲しかったな……」
こんな力強い巨体が相手なら、さぞや戦い甲斐が、殺り甲斐があっただろうに……。
「フッ、実に残念だ……」
好敵手を前にしながら、今のガイには立ち上がる力さえ残っていなかった。
戦えない以上、今のガイは一方的に蹂躙されるだけの獲物……餌でしかない。
「さあ、殺るならさっさと殺れ……いや、一思いに殺しては気がおさまらないか?」
覚悟ならとっくの昔にできていた。
「ならば、好きなだけ俺を蹂躙するがいい……」
「グギャアアアアアアッ!」
漆黒の恐竜の口が大きく開かれると、口内に青く輝く光が集束されていく。
「ほう、一撃で殺ってくれるのか……以外と優しいな……」
ガイは、あの青光が先の戦闘で見せた超竜波とかいう技と同等以上の破壊力を持っていることを一目で見抜いていた。
つまり、地上全土を吹き飛ばす程の破壊力……これなら剣も闘気もない今の自分なら確実に死ねるだろう。
「……すまない、アルテミス……」
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
咆吼と共に漆黒の恐竜の口から青い光線が、地上のガイへと吐き出された。



青光がガイに到達する寸前、青銀色の幅広の剣(静寂の夜)が間へ飛び込んできた。
静寂の夜を中心に半透明な障壁(バリア)が発生し、降り注ぐ青光を遮り続ける。
爆流の如き青光の負荷に耐えかねて、障壁に、そして静寂の夜本体にまで亀裂が走った。
『つぅぅ……きゃああああああああああああああああああっ!』
アルテミスの悲鳴と、障壁が砕け散る音が重なる。
そして、青光が全てを呑み込んで地上で大爆発した。
青光の爆発は思ったより拡がらず、森を数千メートル程消し去って巨大なクレーターを生み出しただけでおさまっていく。
地上全土を消し飛ばす威力を持った一撃は、静寂の夜の障壁によってそこまで威力を削られていたのだ。
「……無事か、アルテミス?」
「……うん……刀身に……人間で言えば背骨にかなりヒビが入った感じだけど……辛うじてまだ折れてないよ……」
クレーターの中心にガイが大の字に寝ころんでおり、その胸の上にアルテミスが添い寝するように乗っかっている。
「無茶なことを……剣(武具)である以上、使い手無しの単身で出せる力など……」
「うん、たかが知れているよね……」
神剣は使い手が居てこそ真の攻撃力や防御力を発揮するのだ。
使い手無しでは、その強度はただの神柱石としての硬度しかなく、自らの能力も半分も引き出せないのである。
「でも、咄嗟だったから……無意味な行為なのは解っているけど……」
「ああ、無意味だ……俺が砕けようと、お前が砕けようと……結果は同じだ……」
ガイとアルテミスは正式な契約(同化)を結んでいるので、どちらかが滅する時、もう一方も共に滅する運命を背負っていた。
文字通り一心同体、永劫に等しき長き時を共に生き、いつか共に滅する……それが神剣とその使い手の正しい姿(定め)である。
「わたしとあなたはいつも全て(心も体も)繋がっている……物理的な距離など無意味……だけど……最後の時は一緒に……」
「……もう何も言うな……」
ガイは右手をアルテミスの背中に回し抱き締める。
たったそれだけのことで、ようやく少しだけ回復してきた力を全て消費してしまった。
だが、それでいい、この選択に悔いはない。
「うん……」
アルテミスは安心しきった表情で、ガイに身をゆだねた。
「グギャギャアアッ!」
漆黒の恐竜が再び大口を開け、口内に青光を集めだす。
「今度こそちゃんと逝かせてくれよ……二人一緒にな……」
「……ガイ……」
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッ!」
漆黒の恐竜の口から、先程よりもさらに強烈な青光が吐き出された。



「まったく、ラヴラヴで甘甘すぎて見るに堪えませんね〜、口から砂を吐きそうですよ」
青光はガイ達に届くことなく唐突に消失する。
「……お前……」
「潔すぎですよ、先輩。人間もっと生き汚くなきゃ駄目ですよ〜」
ガイ達を背後に庇うようにして、一人の少女が立っていた。
桜色のストレートロングに和服(着物)の少女、殲風院桜ことアンベルである。
彼女の周囲には、無数の桜の花びらが舞い散っていた。
「……お前……何をした……?」
漆黒の恐竜の吐き出した青光は、受け止められたわけでも、弾き返されたわけでもなく、手品のようにパッと消えたのである。
「それは企業秘密です〜」
「……企業……?」
「まあ、舞い散る桜の中にでも消えたんじゃないですか?」
アンベルが黒金の長刀と白銀の短刀を鞘に収めると、舞い散っていた桜花びらが全て消え去った。
「さてと、割り込んではみたものの……」
懐からサングラス(黒眼鏡)を取り出すと、琥珀色の瞳を隠すように素早く装着する。
「……ちょっとわたしの手には余る相手ですね……」
山のように大きな漆黒の恐竜を見上げると、口元に苦笑を浮かべた。
「ふん、殲風院桜としてだけ相手をするならそうだろうな」
突然の背後からの声に、アンベルがビクリと反応する。
「……ディーン……師匠……」
「あはっ、師匠、いらしてたんですか……」
背後に立っていたのは、二人の共通の師である斬鉄剣のディーンだった。
「いつまで経ってもドンパチが治まる気配がないんでな……んぐぅ」
ディーンは左手に持ったトックリから酒を呷りながら、漆黒の恐竜を見上げる。
「おい、不肖の弟子、まさかとは思うが……こんなのにやられたんじゃないだろうな?」
汚い塵でも見るような目で、ディーンは倒れているガイを見下した。
「違う……烈火の如き女と……神様気取りの小娘……ぐっ……」
「あん? 別に誰にやられたかなんか興味ねえよ。ただ、こんなデカブツにやられたとか言った日には本気で師弟の縁を切るところだったぜ……」
「…………」
「まあいい……おい、桜」
「あ、はい、師匠!」
アンベルは、今度は自分の方に説教がくるのだろうかと、ビクついている。
「その塵をどかせ、邪魔だ」
「はい、ただいま! 失礼しますね、先輩〜」
師の視線から、塵というのがガイのことだと察したアンベルは、兄弟子の両足を両手で掴むと、上にアルテミスを乗せたまま横へと引きずり出した。
「……よし、お前もそのまま離れてろ」
足下の障害物だったガイがどかされると、ディーンは酒を飲みながら前へと歩き出した。
「ギギャオオオオオオオオッ!」
存在を無視されている間に、漆黒の恐竜は三発目の青光の発射態勢をとっている。
「おい、屑弟子、久しぶりにアレを見せてやるよ」
「……アレ?……まさか!?」
「そのまさかだよっ!」
ディーンは凄まじい力でトックリを空へと放り上げた。
トックリは物凄い速さで天へと昇り、夜空に輝く星と化す。
「アレを使うのにピッタリな相手(デカブツ)と出会ったのはに本当に久しぶりだ……」
ディーンの体が青い閃光を放ったかと思うと、和服の着流しが、レトロ(復古調)な黒の制服の上に青い外套を羽織った姿……彼の『正装』へと代わっていた。
「魔女の鍛えし斬鉄の魔剣よ、今こそ時空を斬り裂き、星の輝きをこの地へ招け!」
ディーンは両腰に差されていた青い双剣(曲刀)を抜刀し、そのまま空の彼方へと投げ捨てる。
「ガググアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
漆黒の恐竜の口から青光が吐き出されたのと、天から轟雷が降ったのはまったくの同時だった。


「グルルウウウッ……?」
漆黒の恐竜が怪訝な声をあげる。
絶大な破壊力を持つ彼女の青光が、猛き轟雷によってあっさりと掻き消されてしまったのだ。
現実(起きてしまった現象)を、素直に信じられなくても、容易く認められなくても無理もない。
「見よ……」
ディーンの前に、荒々しく光り輝く電光……いや、『星光』の塊が留まっていた。
「これが星界最強の剣だ!」
星光の塊は、ディーンが両手を突っ込んだ瞬間、閃光のように四散する。
そして、ディーンの両手には一対の双剣が握られていた。
柄、鍔、刃、全てが一体型の豪華絢爛な白金の曲剣。
「星斬剣(せいざんけん)……」
ディーンが大地に突き刺さったままだった双剣を引き抜くと、双剣の刀身が凄まじい星光を放ちだした。
まるで刀身そのものが無数の星を束ねて創られたかのように、どこまでも眩しく、美しく光り輝いている。
「その名の通り、星をも斬る剣なり!」
ディーンは一足で、漆黒の恐竜の頭上まで跳び上がった。
「砕け散れ!」
バツの字に交差させた星光の刃が漆黒の恐竜の画面に叩きつけられる。
「スタァァァバーストォォォッ!!!」
次の瞬間、星光の爆発が漆黒の恐竜の全身を球状に呑み込んだ。
いや、それは爆発と呼んでいいのだろうか。
確かに、爆音を響かせ、星光が閃光の如く放たれたが、爆発は外側へ膨張するのではなく、内へ内へと収縮されていく……あえて呼ぶなら『爆縮(ばくしゅく)』とでもいった現象だった。
星光の爆発は威力を維持したまま、どんどん小さくなっていき、やがて点となって、ついには無となりこの世から消滅する。
無論、星光に包まれていたはずの漆黒の恐竜(皇牙)も、鱗一枚残さず綺麗に消え去っていた。
「ふん……悪魔か……」
ディーンは地上に着地すると、星斬剣を空へと放り投げる。
星斬剣は、星光の矢となって天へと吸い込まれていった。
「最強の剣士の手に最強の剣……死角無さすぎですね……」
アンベルは、師のあまりの強さ、でたらさめに、恐怖や畏怖を通り越し、呆れのような感情を抱く。
格が違うどころか、もはや完全に別次元の強さだ。
追いつくことも、追い越すことも、永遠に不可能な遠き存在。
「…………」
数秒後、ディーンの前に青色の曲剣『斬鉄剣』が天から降ってきて、掴み取られ両腰の鞘へと収められた。
「………………」
ディーンは、さらに何かが落ちてくるのを待つように数秒じっとしていたかと思うと、天を仰ぎ見る。
「……しまった……酒が戻ってこない!? くううっ!」
一生の不覚とでもいった具合でに、ディーンは悔しそうに拳を大地へ叩きつけた。
高く放り上げすぎて、世界の境で燃え尽きたのか? 斬鉄剣が星斬剣招来のために生み出した時空の裂け目にでも落ちたのか?
いつまで待っても、ディーンの元にトックリが帰ってくる気配はなかった。



「見たい場面(シーン)は見られたのかい、最古の時の女神さん?」
ギルボーニ・ランは、さっきから轟雷が落ちたり、凄まじい光を発生させている遠方の地を見つめながら、独り言のように呟いた。
「ふふ……お陰様で心ゆくまで堪能できたわ……」
鎖の鳴る音がしたかと思うと、ギルボーニ・ランの背後に、青い着物を着たこの世とは思えない美しさの女の姿が浮かび上がる。
姿を現したのは、深く暗い青の腰まである長い髪と瞳をした和服美人……リンネ・インフィニティ、魔眼皇ファージアスの第一妃にして、超古代神族の時の女神だった。
「蜥蜴の時間を巻き戻して生き返らせて、本来蜥蜴を倒すべき者に倒させなおす……御苦労な、運命の修正作業だな」
ギルボーニ・ランは皮肉げに微笑う。
「誰によって異界竜の雛が倒されようと、一見大差ないように見える……でも、あとの世には計り知れない歪みが生じるのよ。たったそれだけの狂いによって、生きてはいけない人間が生きて、死んではいけない人間が死んでしまうこともある……」
リンネは何の感情も浮かんでいない顔で淡々と答えた。
「ふん、生きてはいけない? 死んではいけない? 誰にそんなことを決める権利がある!」
神殺しは憎々しげに時の女神を睨みつける。
「天の理(ことわり)……あなたの大嫌いな『神』が定めた運命の軌道……みんながみんな軌道を無視して走り回ったら大変なことになるでしょう?」
「はっ! この世がどうなろうと知ったことか! 運命は自分の手で、力で選び取るものだ!」
ギルボーニ・ランの横の空間から極東刀が生えるようにして現れた。
「人はそこまで強くはない……軌道を変える『奇跡』が起きることなど、万年に一度あるかないか……」
「ふん!」
極東刀を鞘から抜くなり、ギルボーニ・ランは迷わずリンネへと突きだす。
「ふふ……早とちりしないで……」
「ちっ……また、フォーティーに怒られるな……」
突きだされた極東刀は、リンネの着物の袖口から飛び出した鎖によって打ち砕かれていた。
「今の私は、あなたが嫌う神々のように傲慢に人の運命を支配管理しているつもりはないわ。ただ単に、少しでも面白い……私が楽しめる展開になるように、この世の流れをちょっとだけ脚色しているだけよ……」
「なおさら悪いっ!」
ギルボーニ・ランは拳銃を引き抜くなり、十三発(全弾)を至近距離で発砲する。
「ふふ……」
リンネの右手の袖口から飛び出した鎖が、あっさりと弾丸を全て叩き落とした。
「全ては娯楽……それが今の私の行動原理……いや、リンネ・インフィニティという現象概念そのものといってもいい……」
「人間はお前のゲーム(遊戯)の駒じゃない!」
ギルボーニ・ランの左右の空間に三本ずつ、極東刀が生え出す。
「大丈夫、私はプレイヤー(操り手)のつもりはないわ。ただの視聴者、眺めて楽しませてもらうだけだもの……人間にとって大した害は無……」
「ガルウィング(六連抜刀)!」
六本の極東刀がまったく同時に抜刀され、リンネへ斬りつけられた。
「あら、怖い〜」
ギルボーニ・ランを中心にした周囲の木々が突然、輪切りにされて崩壊するが、目前に立ったままのリンネには何の影響もない。
六本の極東の刃が跡形もなく砕け散り、ギルボーニ・ランの両手から柄と鍔だけが地に落ちた。
「ちっ、フォートランみたいな避け方をしやがって……」
避ける隙間のない攻撃をすり抜けるように回避する……ガイと同じガルディア十三騎の一人幸運のフォートランがよくやる得意技である。
「あら、アレとは原理が違うわよ。私が扱うのは『時』だもの!」
リンネの右手の袖口から、先端に三角形の刃がついた鎖が七本飛び出してきた。
「殺ああっ!」
ギルボーニ・ランは新たな極東刀を突きだしながら、自ら鎖の群に飛び込んでいく。
七本の鎖を蹴散らして、極東刀の切っ先がリンネの喉元へと迫った。
「ふふ……」
喉を貫かれる寸前、いつの間にかリンネの左手に握られていた青紫の長剣が極東刀の峰を叩いて軌道を僅かに逸らす。
極東刀は切っ先でリンネの首筋を僅かに切り裂いて、首の真横を突き抜けた。
「痛ああ……ふふ、今回はこれで許してもらえないかしら? あなたの運命に干渉したお詫びは……」
「……それが許しを請う態度か?」
ギルボーニ・ランの腹部に、青紫の短剣がいつでも突き刺せるように、突きつけられている。
リンネは左手に青紫の長剣を出現させた瞬間に、右手にも青紫の短剣を出現させていたのだ。
「まあいい……これ以上『遊び』で刀を無駄にはできないからな……」
極東刀を引き戻すと鞘へと収め、左腰に差し込む。
「ふふ……では、あなたの気が変わる前に退散させてもらわ……」
「…………」
リンネの姿はゆっくりと薄れていき、景色に溶け込むように消え去った。
「……行ったか……」
完全にリンネの姿だけでなく気配も消えたのを確認すると、ギルボーニ・ランは安堵の息を吐く。
今はまだ、リンネと本気で殺し合いたくはなかった。
あの女神は底が知れない。
本気であの女神を殺す(滅す)つもりで戦うなら、もっと覚悟と準備が必要だ。
ちなみに、もしも異界竜が復活した後も緋色の女と戦闘を続行しようとしたら、リンネは鎖で雁字搦めにしてでもギルボーニ・ランを止めにきただろう。
興が削がれたのは嘘ではないが、あそこで退いた一番の理由は、緋色の女、異界竜、最古の時の女神、全員を相手にするのは流石に無理だと判断したからだった。
「未熟な蜥蜴や不完全な神もどきだけならともかく、あれまで相手にするのはな……いや、一対一でも今は遠慮したい……」
ギルボーニ・ランは戦い自体を喜びとし破滅を厭わないタイプではない、神という存在を滅することを最優先事項とする彼は、退く時は退き、犬死には決してしない。
「それに、確かに面白いものが見られた……星斬剣か……俺のラグナスとどちらが上か……一度ぶつけてみたいものだ……」
「あ、ギル様?」
森の木々の間から、疲れた顔をしたフォーティーが見せた。
「フォーティーか……捜す手間が省けた、ガルディアに帰るぞ」
「すいません、ガイ様を途中で落としちゃって……て、ほっといて帰るんですか!?」
「もう全て終わった。それにこれ以上この島に居ても、買う傍から武器を駄目にしそうでキリがないからな……」
「武器?……あああああっ!? また極東刀を大量に壊しましたね、ギル様!」
フォーティーは周囲に落ちている極東刀の鍔や柄や破片を発見して、声を荒立てる。
「ああ、だからキリがないからもう帰……」
「ギル様が無駄遣いするから悪いんじゃないですか! もういい加減、極東刀程度で倒せそうにない相手にもとりあえず極東刀で斬りかかるのはやめてください!」
「はいはい、それならこれからは全ての敵相手にラグナスを使おうか?」
「そ、それはもっと駄目です! 周りの被害が……て、置いていかないでください、ギル様ぁぁっ!」
さっさと一人去っていくギルボーニ・ランの後を、フォーティーは慌てて追いかけた。













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一言でいいので、良ければ感想お願いします。感想皆無だとこの調子で続けていいのか解らなくなりますので……。



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